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  • 2015.11.04 Wednesday
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こんなことで

 更新なんてしたくなかった。誰かが死んでそれをまとめブログが取り上げてもっともらしい反応が付くたび「こいつらこうやってひと通り悲しんだら、5分後くらいから何事もなかったように生きていくんだろうな」としか思えなかった。死者を悼む唯一の方法は、その人が遺したものを静かに永く愛することだと思い続けてきた。

 今日の朝夜勤から上がってきて、いつも夕方まですぐ眠るんだけど、なぜか今日は13時過ぎに目が覚めたから携帯を開いてそれを知った。頭の芯が痺れていて、よく飲み込めなくて、とりあえずもう一度眠ろうと横になったら嗚咽が地震みたいに体の底から突き上げてきて、10分くらい声をあげて泣いた。この前、声をあげて泣いたのなんていつのことだろう。それからいろいろなことを考えた。

 なぜかわからないけど、遺された家族のことを一番考えた。個人的に知っている人でもないのに。お父さんとお兄さんのことを、ラジオでよく話を聞いたからかもしれない。それからひだまりスケッチのキャストのことを考えた。

 世界がぜんぜん違う風に見える。

 僕はもう、ひだまりスケッチのアニメの続編は観たくない。「亡くなった人のためにも続きを」とかいうようなお為ごかしは他の作品だけにしてほしい。無印のオーディションで松来さんの演技を初めて聞いたうめ先生は、「そこに吉野屋先生がいます」と震えていたという。

 松来さんは、吉野屋先生は、松来さんの演じる吉野屋先生は、あまりにも特別だった。

  なによりも悲しいのは、やがて時が経てばこんな思いも薄れてしまうということだ。時間は何もかも、きっちりと奪っていってしまう。僕はこれからも腹が減るし、ヒゲは伸びるし、仕事はする。好きな場所へ行って、好きな歌をうたうだろう。あらゆる欲望を感じるだろう。ひだまりスケッチだって続編が作られれば絶対観るだろう。いまはそれがいやでたまらない。でもやがてそう思わなくなる。それが一番悲しい。

 なにか書けばなにかまとまるかなと思ったけど、もっと寂しくなっただけだった。いま『White Sincerely』を聴いている。松来さんは『まっすぐな願い』を唄っている。

JUGEMテーマ:ひだまりスケッチ

 

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